革ジャンに、熱を

今年で10周年を迎えるSUNSET BAY。

ジャパンレザーにこだわり、革が持つ魅力をもっとも発揮できる革ジャンを追求し続けている。SUNSET BAYの革ジャンが多くのファンに愛され続けているのは、そこにたゆまぬ「熱」があるからだ。

ブランド立ち上げから一貫して変わらないのは、ディレクターであるジャーニー加藤の「最高のものを作る」という意思。新しい革に出会えば、その革の良さが引き出されるデザインとパターンを、試行錯誤してかたちにしていく。

その繰り返しで、同じ革・同じデザインの革ジャンでも、より洗練されたプロダクトを目指し、ディテールを調整したり、パターンを作り直したり、少しずつアップデートを重ねている。

「現状維持は衰退」という言葉があるように、すでに完成形として世に出ているプロダクトについても「本当にこれが最高なのか」「もっとかっこよくなる余地があるんじゃないか」と、疑問を持ち続けるのだ。

「最高のものを作る」という意思の継続が、そのままプロダクトづくりへの熱となっている。

どんなに上質な革を使っていても、SUNSET BAYの革ジャンもいつか古くなっていく。そこで強みとなるのが、メイドインジャパンへのこだわり。

ファスナーが取れた。裏地が破れた。馬革や牛革はないと思うが、鹿革や羊革であれば、経年変化で弱い部分が裂けてしまう可能性もゼロではない。

そんなとき、お客様の大切な一着を直すためなら、我々にできることはなんでもやろうと思っている。買って終わり、壊れて終わりじゃないのが、革ジャンであり、我々とお客様との関係性。

これからも熱を持って革ジャンを作り続けながら、我々の革ジャンを愛してくれるお客様への熱も、持続させていこう。

NATALIE CALF HUDSON
ANAHEIM W/PATCH - BLACK