
革ジャンは、一期一会。その一着には二度と出会えない
過ごしやすい日々が続き、本格的な革ジャンシーズン目前の季節。
この秋を一緒に過ごすパートナーを求め、SUNSET BAYにも連日お客様が訪れる。
お目当てのモデルとサイズがあらかじめ決まっているお客様も多いが、さらにその出会いを特別にしてくれるのが、レザージャケット特有の「魅力的な個体差」だろう。
天然素材がもらたす個体差の魅力
革は生きた動物の命の証であり、同じ個体が存在しないように、革も一枚として同じものはない。
同じモデル、同じ色であっても、革という素材そのものが持つ個性によって、時にまったく異なる表情を見せるのだ。
これは合成素材や顔料仕上げの革には見られない、染料系や素上げの革だけが持つオリジナリティと言える。
目で見て、手で触れて、腕を通してみて「このジャケットじゃないとダメなんだ」と思わせる力が、革にはあるのだ。
傷を愛し、生き様を想う
多くのブランドは革がもともと持つ傷をクレームと捉え、顔料で覆い隠してしまう。
しかし我々は、そんな傷さえも愛でてほしいと考える。
その個体がどんなを生き様を送ってきたのが。
この傷は、どこでどうやって負ってしまったのか。
生前傷を見て歴史を感じ、命への感謝を抱く。それがSUNSET BAYの革に対するリスペクトである。
One and Only, 一期一会の出会い
運命の一着との出会いは、何物にも代えがたい感動がある。
店頭で「これだ」という一着を見つけられたら、その出会いを大切にしてほしい。
たとえその一着が売れてしまって、同じモデルの同じサイズの一着が再入荷されたとしても、唯一無二の個性を持つ「その一着」にはもう二度と出会えない。
一期一会の出会いが、レザージャケットをさらに特別な存在にしてくれるのだ。
すでにレザージャケットを愛用している人は、今夜お気に入りのジャケットをじっくり手に取って眺めてみてほしい。
生前傷やシボ、経年変化の様子を味わい、自分だけのジャケットを大切に育てることが、レザージャケットオーナーの特権なのである。