
夏の足元の救世主、GURKHA SHOES
ハーフパンツやカジュアルパンツなど、ラフなコーデになりがちな夏。
エレガントに決めたい日には、サンダルではカジュアルすぎるが、ブーツや革靴は暑くて履きたくない。そんなジレンマを解決するのが、サンダルとシューズの間に存在する一足、SUNSET BAYの「GURKHA SHOES(グルカシューズ)」だ。
グルカシューズの歴史
グルカシューズの起源は19世紀にまで遡る。イギリス軍に所属していた「グルカ兵」と呼ばれるネパール兵が履いていた軍用靴が原型である。
つま先と踵をしっかりカバーしながら、通気性、ホールド性、機能性を兼ね備えた実用靴として開発されたこの靴は、ミリタリーアイテムとしての実績を持つ。
ホースバットの経年変化と繊細なデザインを楽しむ
SUNSET BAYが提案するGURKHA SHOESは、大人のエレガントさを追求するために、素材から細部のデザインまでこだわり抜いて作った特別な一足となっている。
一般的なグルカシューズは牛革で作られることが多いが、SUNSET BAYはホースバットという贅沢な素材を採用。
ホースバットは「革のダイヤモンド」とも称されるコードバン層を含み、履き込むほどに深いうねりのある美しいシワが生まれるのが特徴だ。
さらに茶芯仕様のため、着用を重ねることで黒い表面から茶色い芯が現れ、コントラストの美しい経年変化を楽しめる。特にストラップ部分は左右に動くため、色の変化が顕著に現れるだろう。
デザインでもっともこだわった部分は、ストラップの幅である。あえて細いストラップにすることで、武骨でありながらも美しいシルエットを実現。
ストラップの間から見える素足やソックスの色遊びも、この細さがあってこそ活きてくる。隙間の美学ともいえるこの設計思想は、男性の足元に上品なエロティシズムを醸し出してくれる。
シーズンレス&シーンレスで活躍する一足
グルカシューズの魅力は、幅広い季節とシーンで活躍できる万能さにもある。
4月から5月はソックスを履いて、6月の梅雨明けから9月中旬までは素足で、そして9月下旬からは再びソックスを履き、10月まで楽しめる。
1年のうち7ヶ月間もの長期にわたって活躍するのだ。
春先はクリーム色やオリーブ色のソックスと合わせ、夏は素足で涼しげに、秋口はブラウンやカーキなどのアースカラーのソックスで季節感を演出する。
さらに、黒いソックスを合わせれば一見革靴にしか見えないので、夏場のスーツスタイルにも対応可能だ。
メンテナンスについては、裏にハーフラバーを貼り、定期的にラバーとヒール交換をすることで、長期にわたり使い続けることができる。ホースバットの美しい経年変化を楽しみながら、大切な相棒として育てて欲しい。
エレガントに、そしてカジュアルに
サンダルでもない、革靴でもない、その間に位置するグルカシューズという新たな選択肢。
エレガントでありながら実用的、カジュアルでありながら品格を保つ。そんな理想的なバランスを実現したグルカシューズは、これからの夏コーデの救世主となるだろう。
GURKHA SHOES - HORSE BUTT